受入れ機関の要件
在留資格「特定技能」とは
留学生は年々増えています。「卒業後も日本で暮らしたい」、そう考える外国人学生もたくさんいます。しかし、実際に、日本で社会人生活をスタートするのは、その3割程度にすぎません。
「なぜか?」
留学生の多くは、日本で就職できる在留資格を得ることが難しいからです。これだけ、町に外国人が増えても、外国人労働者が増えても、「就労ビザ」と呼ばれる、合法的に働くことを許可された在留資格を得ることは簡単ではないのです。就労ビザの多くには「学歴」要件があるため、大学生を卒業した人ならまだしも、日本語学校や専門学校で学んだ人の多くは、就労ビザがもらえないため仕方なく国へ帰るルートをたどっているのが実情です。そこで登場したのが、2019年スタートの「特定技能」と呼ばれる在留資格です。「特定技能」には、学歴要件はありません。
特定技能外国人受入れ機関になりえる事業所か?
在留資格「特定技能」の創設で、14種の特定分野に該当する事業所であれば、日本語学校や専門学校を卒業した留学生たちも、「日本で働く」というスタートラインに立てるようになりました。
受入れ機関がまず注意しなければならにのは、「特定技能外国人を雇えるか否か」、事業所ごとに細かく確認していく必要があることです。
例えば、外食業分野の飲食店やレストラン、持ち帰り・配達の飲食サービス業であれば、同じ持ち帰りの寿司屋さんでも、お客さんの求めに応じて寿司を作り販売するのか?どこかから仕入れたものを販売するのか?によって、特定技能外国人を雇える事業所か否かは分かれます。各特定分野を管轄する省庁は次の通りです。
1.介護分野 厚生労働省
2.ビルクリーニング分野 厚生労働省・全国ビルメンテナンス協会
3.素形材産業 経済産業省
4.産業機械製造業 経済産業省
5.電気・電子情報関連産業分野 経済産業省
6.建設分野 国土交通省
7.造船・船舶工業分野 国土交通省
8.自動車整備分野 国土交通省
9.航空分野 国土交通省
10.宿泊分野 国土交通省・観光庁
11.農業分野 農林水産省
12.漁業分野 農林水産省・水産庁
13.飲食料品製造業分野 農林水産省
14.外食業分野 農林水産省
もし最初に判断を間違ってしまうと、外国人従業員を採用し、雇用契約書まで交わしても、「特定技能外国人を受け入れる事業所には該当しない」ため在留資格の許可が下りないこともあり得ます。求人にかけたお金と時間が無駄になってしまいます。
そうならないためには、専門家に相談して、「どのような外国人なら雇えるのか?」「どのようなルートで探せばよいのか?」「どこに求人を頼めばよいのか」を正しく知っていくことが大切です。
行政書士 たにぐち事務所でも、外国人の求人に関するご相談を受け付けています。料金等はお問合せください。【全国対応可】
- ビザ「経営・管理」許可に必要な、申請前の準備
- ビザ親の帯同が可能な、唯一の在留資格「高度専門職」
- ビザ卒業後も就職活動を行う留学生に必要な諸手続き
- 特定技能特定技能フィリピン人は転職が困難!?
- ビザ専門卒留学生、就労ビザ取得要件緩和
- 特定技能フィリピン人を、特定技能で呼び寄せる手続きについて
- ビザ高度専門職で家事使用人を雇用できる3つの方法
- 技能実習技能実習 外部監査人の職務について
- 技能実習技能実習、新制度へ改革進む
- 特定技能在留資格「特定技能2号」が11分野に拡大。
- ビザ熊本での就労ビザ・在留資格申請を代行
- 特定技能「特定技能」雇用の注意点、報酬額
- 特定技能「特定技能」の注意点、雇用契約
- 特定技能製造業で特定技能外国人を雇うために最初にすべきこと
- 特定技能少ない書類で特定技能外国人を雇用するには・・・
- ビザ介護職における外国人雇用の補助金
- 未分類特定技能で、インドネシア人を雇用
- 特定技能特定技能外国人、採用の流れ②
- 特定技能特定技能外国人、採用の流れ①
- 特定技能特定技能の所属機関がやるべき、定期届出&随時届出
- ビザ外国人が病院で治療する、医療ツーリズム
- ビザ治療目的の来日に、医療滞在ビザ
- ビザ初めてフィリピン人を雇用する会社に必要なMWO(旧POLO)申請
- 特定技能特定技能外国人を雇用する場合の注意点
- ビザフィリピン人社員2人目のMWO(旧POLO)申請、注意点は?
- 会社設立外国人の古物商許可申請について
- 特定技能奈良の特定技能雇用&登録支援機関
- ビザ奈良の外国人雇用&就労ビザ申請
- 特定技能特定技能 建設分野における給料の注意点
- ビザPOLO申請、POLO大阪は申請書類増
- 特定技能特定技能でベトナム人を雇用する際に必要な、推薦者表
- 特定技能特定技能、対象分野12分野へ改正
- 特定技能「特定技能」へ、在留資格変更時の注意点
- 特定技能特定技能で、バングラディシュ人を雇用
- 特定技能特定技能外国人を採用する事業所が、まず確認すべきこと
- ビザ9月に大学卒業した留学生のビザ手続きは?
- ビザ在留資格変更許可とMWO(旧POLO)の申請
- ビザ在留資格認定証明書、期限切れ。無効を有効にする方法
- 特定技能特定技能の転職、事業所と外国人の手続き
- 特定技能特定技能 自動車整備士の登録支援機関選び、そのポイント
- 特定技能自動車整備士、特定技能での採用数に上限は?
- 会社設立「経営・管理」ビザ取得希望の外国人起業家向け在留資格「特定活動」
- 会社設立経営・管理ビザ 要件チェツク
- ビザ在留資格認定証明書交付後、MWO(旧POLO)申請
- ビザMWO(旧POLO)申請&就労ビザ フィリピン人を雇用の為呼び寄せる手続き
- ビザPOLO申請 フィリピン送り出し機関選びからスタート
- ビザPOLO申請 行政書士によるワンストップサービス
- 会社設立持続化補助金100万円
- ビザ外国人の転職と就労資格証明書
- ビザ帰化許可申請
- ビザ外国人は派遣社員になれる?
- ビザフィリピン人の雇用手続き、その流れと注意点
- 特定技能登録支援機関
- 技能実習外部役員&外部監査人
- 技能実習技能実習 監理団体の許可
- 技能実習技能実習について
- ビザ外国人採用の注意点とは?
- ビザアプリで在留カードをチェック
- ビザ自動車整備で、外国人雇用
- ビザコロナで帰国困難者に、アルバイトの道開く
- ビザ外国人採用の条件
- 特定技能建設業、一人親方で特定技能は雇えるか?
- 特定技能特定技能で、ネパール人を雇用
- 特定技能特定技能で、フィリピン人を雇用
- 特定技能特定技能における二国間協定とは
- 特定技能製造業における、外国人雇用
- 特定技能飲食料品製造業で、外国人雇用
- 特定技能ビルクリーニングに、外国人雇用
- 特定技能特定技能で、ベトナム人を雇用
- 会社設立コロナ「持続化給付金」申請代行
- ビザ外国人の面接を成功させる6つの秘訣
- ビザ語学講師に、外国人を雇用
- 会社設立会社設立に必要な、社長の実印登録
- 特定技能外食業で、外国人雇用
- ビザ介護で、外国人雇用
- ビザ外国人に必要な、身元保証人
- 特定技能外国人雇用に必要な、建設特定技能受入計画とは?
- 特定技能特定技能 受入機関がすべき雇用後の届出
- 特定技能特定技能 企業が受入機関になるための要件
- ビザコロナ特例措置、外国人対象に転職支援の動き
- 暮らし企業担当者必見!外国人雇用を成功させる取組み<3>
- 暮らし企業担当者必見!外国人雇用を成功させる取組み<2>
- 暮らし企業担当者必見!外国人雇用を成功させる取組み<1>
- ビザコロナ対策、農業労働力確保緊急支援事業スタート
- ビザ農業で、外国人を雇用
- 暮らしコロナ給付金は、外国人にも支給されます。
- ビザ「外国人雇用状況の届出」、忘れていませんか?
- 教材日本語能力が不足する外国人に、どうやって仕事を教えるか?
- ビザコロナ不況で、失業の危機にある特定技能・技能実習生等らに特例措置
- 特定技能特定技能 6つの募集・採用ルート
- 特定技能1号特定技能外国人支援計画とは?
- ビザコロナで外国人を解雇!?在留資格変更手続きのための注意点
- ビザ卒業後の就職活動は、「特定活動」にビザ変更を。コロナ特例措置あり
- ビザ「転職」する外国人を新規採用する場合の、注意点
- ビザ就労ビザを持っている外国人が退職した場合、手続きは?
- 教材助成金で、外国人の雇用定着を図る
- ビザ外国人の雇用は抵抗がある!という企業様へ
- 特定技能建設で特定技能、採用方法は3通りあります!
- 特定技能宿泊業、「技能実習2号生」登場!
- ビザ通訳・翻訳者の、就労ビザ申請について